価値観

疲れた体でハイスイノナサを聞きながら、ひたすらに物理を解く。
ただひたすらに・・・解けたなら、どれだけいいんだろう。
といつも思いながら、開始から15分が経ち集中力が途切れる。

集中して取り組めば2時間もかからず終わる問題なのに、
大体いつも4時間以上はかかる。
というか終わらずにそのままの状態で大学に向かうこともしばしば。
でもみんなそういうものでしょ?なんて思ってたら、
むしろやってない人のほうが少数派でちょっと驚いた。
みんなが真面目なのか。僕がふざけすぎてるだけなのか。
高校の頃の友人なら絶対やってきてない人の方が多い。
絶対そうだ。確信を持ってそう言える。

大学に入って、色んな価値観を持つ人と出会って、
すごく戸惑って、居心地が悪かったりすることもあるけれど、
たぶんそれは中学の頃だって高校の頃だって、
環境が変わるたびに経験してきたことなんだと思う。
もうそんなこと忘れちゃってるんだけど。

みんなそれぞれが違った価値観を持ってて、
一緒の環境で過ごしていくうちにそれぞれの価値観は、
ゆるーく混ざり合っていってしまって、
気づかないうちに似たような価値観を共有してしまっている。
でもやっぱり譲れない価値観の境界線みたいなものは存在していて、
そういうものがあるから、
いつまで経ってもわかりあえない人っているんだと思います。

でもだからって、そういう人を嫌いになる必要は全くないとも思う。
人を嫌いになるのって、結果として何にもならないし、すごく疲れるから。

・・・なんだか、前に書いた日記の補完みたいなことをつらつらと書いてしまった。
たぶん、改めて自分に言い聞かせたいことだったからだと思いますが。

さぁ、そろそろ物理を再開しよう。


(都市の記憶 / ハイスイノナサ)